その他

おしごと通信【ヘップバーンを研究】

オードリーヘップバーン写真展

地元の百貨店で開催されたオードリー・ヘップバーンの写真展。彼女=ジバンシーと言えるほど、ジバンシーの衣装で磨かれ輝き魅力的な女優として大活躍!世界で最も有名なファッションアイコンともいえると思います。

彼女の最大の魅力は、輝く大きな瞳。そして意志の強さを感じる眉。

身長170cmの長身で、体重は約50kg位をキープしてたそうです。スレンダーなボディですが、元バレリーナだけあって筋肉質じゃないかと思います。OFFのスタイルは細身のパンツ&分量たっぷりのオーバーブラウスや、上半身はフィット感のあるタイトな感じでボトムは分量たっぷりのフレアースカートという写真が多かった。「何気に下半身を気にしてたのかもな~っ」て感じました。この着こなしは現在でも充分通用すると思います。要は全体の分量のバランスで気になる部分をフォローするっていう事ですね。しかしウエストは細い!

母親が貴族に血を引くようで、生まれ持っての気品がオーラとして写真から伝わってきます。ファッションに関しては、『演技に自信のない自分を衣装が引き上げてくれる』と、衣装に対して常に敬意を払っているようです。作品が進むに連れてご自分でデザイン画を書いて提案したり、小物使いを研究したりと本当に熱心だったようです。

『ティファニーで朝食を』『麗しのサブリナ』『ローマの休日』写真はどれも白黒写真でした。でも彼女の役に対する思いやイメージは、却って明確に伝わるように思えます。『マイ・フェア・レディー』では、あの競馬場での印象的な白いドレスの写真が、映画で感じる以上に黒に白ラインの大きなリボンがアクセントになっていました。ジバンシーは、彼女の魅力をスクリーンの中で如何に表現するかという観点でデザインしていたのでしょうね。我々も、その姿勢に見習うものを受け取りました。様々な分量のバランスやラインの美しさ。小物やアクセサリーの有効な使い方。やっぱり、いまでも彼女の着こなしは、女性を本当に美しく見せるテクニックに溢れていました。勿論キュートな表情は最上級!素敵な写真展でした。