リメイク

お仕事通信『ワッペンの取り付け』

ワッペンでイメージチェンジ!

ジャケットやブルゾンにワッペンを付けて欲しい!というご依頼を、頂戴することがあります。ワッペンの形状や種類は多種多様。アトリエでは、縫い付けでご対応しております。アイロン接着は、時間が経つと剥がれ易いので必ず縫い付けます。だから出来ましたら裏面に糊の引いていないタイプが有難いです。糊は針にくっつき易いので針がすべりません。ボディー(ジャケットやブルゾン、ポーチやバックなど)と付ける位置によってミシン縫いが可能なものと、手縫いでしか付けられないものがありますが、アトリエでは基本的に手縫いです。カットソーのように裏地のないものでミシン縫い付が可能な場合もございます。

今回のご依頼は、肩掛けタイプのポーチでした。立体的なものはミシンは入らないので手縫いでご対応させて頂きました。大きさや形のよってお値段が変わりますが、画像程度のものでワッペンひとつ当たり1000円位が目安です。

特に御注意頂きたいのが、ダウンです。ダウンの場合も、手縫いで縫い付ける方法になります。表生地に針を刺していくので羽毛が抜けます。その点をまず御了承ください。そして一度ワッペンを付けてしまったら針穴が空くので、外すことが出来ません!位置を正確に御確認の上、ご依頼ください。

ジャケットに付けるエンブレムの場合は、お洗濯の際に取り外す必要があります。ドライクリーニングで、金糸が劣化し易いためです。ご要望に応じて、取り外し可能なスナップやマジックテープを使っての取り付けも出来ます。ご依頼の際にご相談下さい。

着慣れたアウターも、ワッペンで雰囲気を変える事ができます。また、破れがある場合も、その位置によっては一旦補修してワッペンで隠してしまうと、全く違和感なく着用できる場合もございます。

お客様のイメージやお好みが左右するものなのでアトリエの方ではワッペンやエンブレムの御用意ができません。ワッペンやエンブレムは、お客様ご自身でご準備頂くことになっております。昨今は、ネット通販でも様々なタイプのものがあるようです。ユニフォーム等に決まったワッペンを付ける場合は、取り付け位置の確認や向きを必ずチェックして下さいます様、重ねてお願いいたします。